悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印をn年ぶりに遊ぶ

このゲームの真の主役とも言える村人たち。

Castlevania Dominus Collection発売によって、人間には手を出せないプレミア価格になっていたDS悪魔城が手に取りやすくなりました。
というわけで久々どころかn年ぶりに奪われた刻印を遊んでみる事にしました。

両手に同じ武器を装備する事で瞬間火力を出す事が出来るプレイヤーですが、探索型悪魔城の中では難易度が高めかつ斬撃属性と打撃属性を相手によって使い分けないといけない場面が多く、意識的にレベル上げをしてもその恩恵を感じにくいアクションゲーム寄りのバランスになっていると思います。
デスリング+合成技などのゴリ押し的な抜け道もあるといえばありますが、やりがいのあるボス戦と感じるかカロリーが高いボス戦と感じるかは人それぞれかもしれません。
(ボスの攻撃を回避する方法が一度二度では理解不能なパズル解き感覚、と言えば伝わるかもです)
当時DSで遊んでいた頃は楽しんでいた部分もあったのですが、この歳になると終盤のボス戦のカロリーの高さには面倒さを感じる事もありました(笑)。
今回実装されたどこでもセーブ、ロード機能や巻き戻し機能は、遊んでいて疲れたくない私世代向けの機能と言えるかもしれません。

シナリオはメインが微妙だけどサブが充実しているといった感じで、特に個性派揃いの村人クエストの為だけでもこのゲームを遊ぶ意味があると思っています。
ランダムドロップ品の調達は流石にめんどくささが上回る事もありますが、それ以外は程よいスパイスになっているのではないでしょうか。
今思うとシリーズとしてはハチャメチャな設定持ちの村人たちですが、シナリオ工房 月光なりに解釈した悪魔城ドラキュラという見方をすれば、貴重な一作という捉え方も出来ると思います。

そこそこの時間をレベル上げに費やしても7時間弱で本編をクリア出来たので、それほど規模が大きくないアクションRPGを遊びたい人なら満足出来る一作だと思います。
当時のIGA氏に対して過去シリーズ作品の扱いで個人的に良くない感情を抱いていた時期もありましたが、今にして思えば一定の良品質を保ちながらシリーズの存続を考えていたのかもしれません。
とはいえ結局その方向性も続かず、今はM2移植によって過去シリーズが保守的に扱われている感じですが、今回のCastlevania Dominus Collectionではアーケード版悪魔城ドラキュラの新規リメイクが収録されるというサプライズもあったので、今後も少しずつ前に進んで欲しいところです。

この記事を書いた人

PSO2 Ship03、FFXIVイフ鯖などで活動しています。PSO2ではEP2以降Teを楽しんでおり、単独戦闘力を求める以上に他人を見る立ち回りが好きです。申し訳程度に現行エキスパを取っているくらいの中間ゲーマーですが、宜しくお願いします。

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